21.9.13_ロッドの違いで思う事あれこれ(ロッドの基本編)

釣りをする上で欠かせない道具が「釣り竿」最近は洋風に「ロッド」なんて言いますね。ロッその釣り竿にリールやらつけた釣りのできる状態の一式は「タックル」なんて言います。初心者の頃は(まぁ今でもですが)ロッドとタックルの違いが分からずちんぷんかんぷんでした。

1年ちょっと本格的に釣りをしながら覚えていくことも多く、初めの頃は何となくだった内容も今では「ああ、これか!!」ってなることも増えてきました。

その一つが釣り竿の構造的な違い。

まず釣り竿の大まかな種類を分ける場合

①材質

②構造

③長さ

④対象魚種に対する柔らかさ/硬さ

こんなところでしょうか・・・

まず①材質ですが、ざっくり言うと「竹」「木材」「金属」「グラスファイバー」『カーボン素材』など釣りの種類や対象魚さらに造られた年代などで分かれます。竹~カーボン素材の流れは概ね竿の進化の過程と思って下さい。本来は複雑怪奇で趣味趣向まで入れるとだいぶん違いますが。

まぁ、ざっくりとした近代釣り竿史的な流れで説明する上で分かりやすいのがダイコー(株)と言うブランド。

まずこの会社 「大丸興業(株)」から枝分かれして「ダイコー(株)」となり事業清算の為再吸収された会社なのですが、往年の釣り師にとって憧れの釣り竿メーカーであった時期もあります。その釣り竿メーカーの歩みは

1950年代に輸出用竹材の会社を買収し大分県で竹材業を営む部門が出来ます。次に輸出向けの竹製釣り竿で釣り具産業に乗り込みます。釣り竿に適した竹の生産や竹材加工研究を経て竹竿有名メーカーへ発展します。その後ガラス繊維(グラスファイバー)の波が訪れ1960年代後半から1970年代初頭にかけてグラスファイバー製の竿を販売します。さらに技術革新が進みグラスファイバー製の竿のすぐあとからカーボン素材(カーボンファイバー)制の竿の製造・販売が始まります。その後1990年代の所謂"バス釣りブーム”の到来でルアー竿(ロッド)の製造販売が始まります。そして有名釣り竿メーカーの一翼として高級志向の釣り竿として発展しますが、その高級志向が仇となりダイコー(株)は10年ほどの歴史で事業清算となり大丸興業に吸収されます。

この流れは概ね日本の釣り竿の歴史と言えます。余談ですが大丸興業(株)のダイコー吸収後に残った製造設備を引き継いだのがロッド・コムという会社となります。

もう一つ余談ですが、ダイコーのある役員とロッドプランナー(ヒロセマン)などが独立して立ち上げたのが「メジャークラフト」で、その後を引き継いだロッドプランナーが移籍した先が「アピア」など有名どころが所属していた会社でもあり、海のルアー釣りの歴史では避けては通れない会社でもあります。

・・・だいぶ話がそれましたが釣り竿の材質の変遷はまず手軽に身近にある材料である事。なぜなら釣りは庶民の趣味の代表格の一つであるため安価で扱いやすいものが好まれます。次に頑丈で釣りやすいもの。身近で安価であっても簡単に壊れると釣りになりませんよね。

つまり素材の要素を「身近」「安価」「頑丈」とし追求すると、竹→グラスファイバー→カーボン素材となったという所でしょう。またこの素材の追求が釣り竿の構造や調子といった釣り易さや楽しさにつながるのです。

②構造です。釣り竿の構造はまず見た目の違いとして「1本竿」「継ぎ竿」「振り出し竿」に分けられます。1本竿は延べ竿に代表される継ぎ目のないもの、継ぎ竿は2本以上の竿の部品を組み立てて使います。今時のルアーロッドの殆どが継ぎ竿です。振り出し竿は太さの違う中空構造の釣り竿が一番太い竿の中に収納され次々と引き延ばして使う竿です。

一見するとわからない竿の構造として竿自体が「中空構造」か「無垢構造」であるかがあります。中空構造はチューブラーと言い釣り竿の素材がストローの様に側だけで出来、無垢構造はソリッドと言い中身が詰まった構造です。振り出い竿は構造上最先端の1本以外は全て中空構造となりその他の釣り竿は特性を持たせるため先端だけ無垢構造や全部無垢構造など多種多様です。しかし、長い竿で全無垢構造は重くなりがちなのであまり見受けられません。そして「中空構造」は太目(無垢構造に比べ)となり強さや硬さが必要な竿に採用されるケースが多く「無垢構造」では細目に作れるので繊細な釣りを要求される竿に良く採用されます。

構造で欠かせない要素に"調子"というものがあります。釣具屋で熟練の釣り師の様な人が釣り竿を軽くまげて何かを確認している姿を見たことが有るかと思いますが、これが調子の確認です。釣り竿の先端を軽く持ち曲げた時に、先端から3割程度が曲がる竿は「先調子(ファストアクション)」6割程度が曲がる竿は「本調子(レギュラーアクション)」5割程度になると「胴調子(スローアクション)」となり釣りでの合わせやアクションが大きく変わります。

③長さ。これは要素として"釣りをしたい距離"が重要となります。穴釣りやワカサギ釣りは足元での釣りなので非常に短い釣り竿となります、それと比べ投げ釣りは遠くに投げるため遠心力や釣り竿の反発力を利用するため長い竿が有利です。結論でいうと仕掛けをどこに投入したいかによって長さがきまると言えますね。ちなみにメバリングやアジングなど~30m以内の釣りは概ね6フィートから8フィート以内の竿となり、遠投するロッドやシーバスなど力の強い魚とやり取りする竿は9フィート以上のものが多くなります。

最後に④対象魚種に対する柔らかさ/硬さですが、これは正直メーカ毎に違うので難しいです、一般的に一番柔らかいXUL:エクストラウルトラライト~XXHダブルエクストラヘビーまでの10段階で表されますがメーカーにより呼び名が変わったり、明確な基準がないので竿によって全然硬さが変わる、さらに調子の違いで使用感が変わるなどこればかりは参考にしかならない表記です。ただ、一般的なことで言うと柔らかい竿"ライト系"は軽いルアーの使用感がよいが感度が鈍い、その代わり細かい当たりを弾かれることが少ない。硬い竿"ヘビー系"は重いルアーや仕掛けが使え感度も高い、その代わり小さな当たりを弾くことが有る。といった事でしょうか・・・

現在の①~④をざっくりまとめると

カーボンファイバー素材で2~3本で出来た先端が詰まった7フィートぐらいの竿で柔らかく作るとメバリングロッドが出来る

そんな感じ??ざっくり強引すぎ??

まぁ、こんか感じで釣り竿の材質やらなんやらをつらつら書いてみましたが「なぜ」かと言いますと次に予定している記事の内容が、実際1年間色々やった結果思う事の予備知識となる・・・かもしれないからです。

釣り竿の違いさんざ初心者は正直なんとも良く分からない!はっきり言うと100回ぐらい釣行するうちに「なんか投げ辛い?」「魚の当たりと海藻にあたった違いが分からん」から「なんかこれって・・・アレの事??」的な感じで徐々にわかる事です。

ただし、これから釣りを始める人が良く分からないから何でもいいやってのは間違いです。私は初めて買った釣り竿はアジングロットの7.4フィートですが4千円ぐらいの2本継ぎ竿でした。悪い竿ではなかったと思いますが最後まで何となく釣りをしてる感でした、それに釣り場でいきなり折れちゃいました・・・。しっかりと選ぶなら車や電車で釣行するなら2本継ぎで6~8フィート以内の継ぎ竿が最適ですが安い竿はそれなりなので釣りの感覚をつかむまでが大変です。安いから悪いとは言えないところもありますが、釣りたい魚の専用ロッドをそれなりに有名メーカー製で揃えることは初心者期間を短くする秘訣だと思います。私自身ソアレBBの6.1フィートを使って初めてわかりました。その後振り出し竿を2本ほど使っていますが、振り出し竿の特性で感度がやはり継ぎ竿より低く感じます。正直な所、釣り竿は金額=性能な事は揺るがせない事実の一つです(有名メーカーに限りますが)その中で実売1万円以内(釣具屋セール実績)ならばソアレBB最高!!そう思います。1年間で5本程で色々試した結果、ソアレBB使うと「そうそう、これこれ!!」ってなります。まぁそれ以上に今思うことは次の記事に上げたいと思います。

このセットは初心者お勧め!!やりたいことが大体できる!!そう思います

手ごろな価格でより良く釣りを始めるならシマノのソアレBBにダイワかシマノの2000番代のリール。ラインはPEで0.4~0.6でショックリーダーは初心者こそ1.0号~2号の間のフロロカーボンが見やすくてグッド!!細いラインは慣れてからにするべし!!

ジグヘットは1gを中心に重め!軽い奴は慣れるまで操作感が全く分からないしボトムなんざ重量が無いと初心者には無理!!

って言うか初心者は釣りの基本マナーを調べるて100回読み込んでから釣りに赴くべし!!釣りは大勢の他人と楽しむ趣味です!!自分一人でなんて思うなら無人島でも買ってからどうぞ!!

最後に、夜釣りで

海面をライトで照らすな!!ごみを釣り場に残すな!!漁港で騒ぐな!!

楽しいは正義!!・・・だけど人に迷惑かける人は本当に人跡未踏の山奥か無人島でも買って一人でどうぞ!!