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【対象魚】アジについて考える・生態【1】調べれば意外と面白い身近な魚。そして釣果へ!!

アジについて

名称・学名

マアジ:分類 スズキ目 アジ科 マアジ属

学名:Trachurus japonicus

マアジの中で「キアジ」ともいわれる根着きのアジです

分布

「マアジ」は北西太平洋の固有種で分布範囲は北海道の南部以南~南シナ海と広域に分布しています。特に日本海から東シナ海には個体数が多いと言われます。

令和4年農林水産省発表の資料によりますとマアジの漁獲量は全体で99295tで漁獲量1位は長崎県で51234tで占める割合は約52%、2位は島根県の12760tで約13%、3位は愛媛県の4708tで5%となります。(海面漁業生産統計調査 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040146585)

東京湾の黄金アジの千葉県とか関アジの大分県ではなく、圧倒的に長崎県で漁獲高が高いという事からも東シナ海から日本海側の個体数の多さがうかがえますね。

形状

体の特徴として、流線形で扁平型です。体色は背中が青か緑かかった青、腹部は銀色。

回遊性の強い個体群は背中が青みが強く「黒アジ」と呼ばれ、瀬に根付いた個体群は黄色みがかかり「黄アジ」「黄金アジ」と呼ばれます。

大分県の関アジや千葉県の黄金アジは瀬に根付いた個体群ですね!

目はやや大きめで口は下あごが若干大きめで上アゴより若干前に出ています。

下2匹をみて頂くと口を閉じた状態と開いた状態が区別できます

ちなみに、魚屋さんで美味しいアジを選ぶなら

性質・生態

基本的には小さな群れを作り行動する回遊性の高い魚です。が、根着きと呼ばれる浅場の岩礁帯に居つくもの(瀬付き群)もいます。回遊型の背中の色が青で(魚屋さんで見かける色の奴)「黒アジ」、根着きの背中の色は黄色みかかっている「黄アジ」。上の写真のアジは根着きのアジなので黄色っぽく見えるかと思います。

根着きの特徴として回遊型と比べ体高が高く横幅も若干厚みを増すようです。しかし、アジが根着く理由は解明されていないようで色々な説がありますが概ね餌が豊富でその場所を気に入ったと言われています。

その他に、襲われたとき群れからはぐれた説、成長速度の違いで群れから追い出された説、方向音痴説など色々あるようです。

生息範囲は上記北海道南部以南~南シナ海の沿岸から深場まで広範囲に生息します。水温や潮流の変化、時間帯などの条件により居場所が変わります。

回遊型は沿岸から沖合の中層から低層を群れで移動し、概ね春は北上し秋は南下します。

産卵期

産卵期は北海道では8月頃、東日本で4~7月ごろ西日本では1~5月ごろで東シナ海では1月頃と地域で差がありますこれはどうやら産卵に適した水温18℃~24℃に関係が有るようですね、産卵場所としては回遊型は沖縄西方の東シナ海に大きな産卵場あり、根着き型は近くの岩場に産卵します。

産卵数は20センチ台で10万~30万、30センチを超えると50万を超えると言われています。

※2021年と2022年の私の実績から見る限り、

九州に東側では4月末から徐々に産卵する個体が増え、5月中旬から6月初旬がピークとなり7月初旬まで産卵する個体が居るようです。

産卵する時間帯は概ね夜9時以降で深夜1時頃にピークを迎えます。

マアジの成長速度・寿命

卵は直径0.8~0.9ミリで産卵後40時間程度で全長2.5ミリほどの稚魚が生まれます。

稚魚は対馬海流や黒潮で北上します。

食性は肉食で、稚魚から幼魚時は概ね動物プランクトンを捕食し、体が大きくなるにつけ小魚なども捕食するようになる。他にエビやカニなどの甲殻類やゴカイなどの虫類なども捕食します。

寿命は概ね5年程度と言われ、2~3年で成熟し産卵します。

成長速度として、1年目に15センチ程度成長し、3年で概ね30センチ前後に成長する。成魚として50センチ程度まで成長する。

寿命は5年程度と言われていますが水族館での飼育で最長12年(推定)という記録があるそうです。

習性

群れを作り回遊する。水温15℃~30℃の間で 時速38㎞で30分は動き回れる能力があるそうです。概ね同じ大きさの個体群で群れを作る。

違う大きさのアジは遊泳速度が違い、食性も違うので群れの規律が乱れるため同じ群れにはならない。

また、大型になるほど深い層を遊泳するようです。

走光性があり光に反応するようですが、目の構造上明るい場所が苦手です。

目の構造は頭に対し大きめで常に瞳孔が開いている為、少ない光量を好むが真っ暗闇では見えない。

日中行動性であり捕食活動は太陽が出てからがメインだが上記の理由で薄暗がりである深場や藻場、曇天模様を好む。

しかし、わずかな光量でも捕食する為日本沿岸のアジは夜でも活動する。(日中程活発ではない)

アジングは夜の常夜灯の下を狙うので夜行性と思いがちですが、本当は日中行動性の魚なのです!!

潮の影響としては

溶容酸素量の多くなる潮の流れのある場所を好むが、水温の低い時期は潮の流れの緩やかな場所でも散見される。これは水温の高い河川の流れ込みや生活排水や工場の排水などが絡む、もしくは潮の流れでプランクトンや小魚が溜まる場所、そして外敵から身を守れる場所に限られるようだ。

澄んだ潮では外敵から襲われやすいので活発には動かない。

塩分濃度の変化に弱い為、雨天後などの淡水が多く流れ込む場所には長くとどまらない。

塩分濃度差層下側の塩分濃度の高い場所にいる場合はそうでもないようだが・・・

また、強い雨が降ると海面の塩分濃度が下がる為深場に潜るようだ

潮止まりでは途端に動きを止め隠れる。

時間帯での影響

活発に動く時間は日の出前後と日没前後の「マズメ」時間と呼ばれる時間帯。諸説あるが朝と夕のどちらが活発ということは無く、水温・時期・場所により変わるようだ。

基本的には日中行動性なので昼間の活動が盛んだが、あまり明るい場所は好まないので薄暗い深場や藻場にいることが多い。漁港などの船の下などの影部にいることも多い。

夜間は夜行性のプランクトンなどを狙うので浅場や表層で活発に活動します。夜間は常夜灯などの明かりにプランクトンなどが集まるのでその傍にで捕食活動をしていますが、日中ほど活発ではないようです。

まとめ

ざっと調べただけで色々発見があります。アジング・・・・夜やるものってイメージですが・・・日中行動性って・・・Orz

まだまだ、調べているのでアジの生態や釣りに役立つ情報を今後もアップできるよう頑張ります。

そして釣果を伸ばして・・・・!!

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