【徹底解説!!】釣りの対象魚カマス!!

アカカマスの特徴・生態・釣り方まで全てわかる!2025年版

はじめに

「ひと群れ千尾」と言われるぐらい大きな群れを作り回遊するカマスは、群れを見つけると数釣りが楽しめる!そんな皆に大人気のカマス!!

今回はその中でも食べて美味しい釣って楽しいアカカマスの生態から、釣りに役立つ内容まで徹底解説しちゃいます!これを見ればカマス釣りに行きたくなっちゃうかも?

それでは早速始めます!

分類・名称学名

アカカマス

分類

スズキ目サバ亜目カマス科カマス属

カマス属は1属27種が属し、太平洋からインド洋、大西洋の熱帯から亜熱帯まで広く分布しています。日本近海では9種類ぐらいが知られています。

名称:アカカマス

英名:Red Barracuda(レッドバラクーダ)

学名:Sphyraena Pinguis

別名:ホンカマス、アブラカマス、など

類似種や名前が似てるが別の魚

カマスサワラ:長崎県ではオオカマスと呼ばれるがサバ科の別種。最大170センチメートル程度まで大きくなる。

外観

外観の特徴

カマス類は、全般的に体が細長いく、背びれを2基もつなどの特徴を備えます。最も特徴的なのは、大きな口と犬歯状の鋭い歯です。

体は細長くスマートだが尾の付け根は太い。

歯が鋭いので要注意

口は受口で、下顎に鋭い歯が1本上顎に2本あり、両顎に短い鋭い歯が奥まで並んでいます。

一般にカマスという場合はアカカマスを指すことが多く、体の背面が赤みがかっているためにアカカマスと呼ばれ、体側に1本の黒っぽい帯があります。

同じカマス属に属するヤマトカマスは外観が良く似ていて、体側背面が青っぽい灰褐色で、体側に帯は無く、腹面は白色で身が軟らかく、東京ではミズカマスと呼ばれています。

アカカマスとヤマトカマスの見分け方

体色はアカマスがやや赤みや黄色味があり体側にうっすらと縦線がある、ヤマトカマスは背が青みがかっている。

ウロコは大きくはっきりとしているのがアカカマスで、ヤマトカマスはとても細かい鱗が並んでいます。

背びれと腹びれでも見分けがつき、アカカマスは背びれに対し腹びれが頭側にあり、ヤマトカマスは背びれと尾びれが同じ位置にあるのでここで見分けられるのですが、スーパーの包装されたカマスは殆どの場合鱗と体側にある黒い縦帯で見分けます。

腹びれと背びれの位置、そして体側の黒い帯がアカカマスです

これで釣り場でもスーパーでもカマスの見分けができますね!!

成長と寿命

アカカマスの寿命は2年以上で、最大50センチメートルほどに成長します。

最大大きさ

  • アカカマス:全長50センチメートル
  • ヤマトカマス:全長35センチメートル

アカカマスの方が大きく育つようですね。

因みにオニカマスという種は全長180センチメートルまで育つそうですが、シガテラ毒をもつので食品衛生法により販売は禁止されています。

性質と生態

アカカマスは主に暖かい海域の浅場を好んで生息する魚です。体長が小さいうちは浅場を好みます。大きくなると水深のある場所に移動します。

生息環境は沿岸に居る群れは砂地や岩礁の付近、深場に居る群れは海底が砂利や砂地を好むようです。

食性は肉食性で主に小魚を捕食しますが、浅場では甲殻類なども好んで捕食する個体もいます。

分布域

主に本州中部以南に分布する南方系の魚で、オホーツク海を除く北海道から沖縄まで全国の海で見ることができる魚ですが、房総半島以南の温かい海を好みます。

沿岸の岩礁帯などの周辺で群れをつくり、餌となる小魚を活発に泳ぎ回り捕食します。

30センチメートルを超えるような大型の個体は、深い場所を好み水深100メートル以上の場所に移動することもあります。

繁殖時期と繁殖方法

産卵期は概ね6月から8月で若干の地域差はあります。

水深の深い海域で放卵し、卵は海面を浮遊します。

1シーズンで数回に分けて放卵し、1回の産卵で20万粒程度放卵します。多い個体では100万粒放卵する個体もいるようです。

行動サイクル(稚魚から成魚まで)

夏に放卵された卵はおおよそ0.8ミリメートル程度の大きさで海面を浮遊します。

水温21℃から26℃で概ね24時間から30時間程度で孵化します。

孵化直後のサイズは1.8ミリメートルほどです。

幼魚期

体長10センチメートル以下の幼魚期は、海藻の生えている岸近くの海面の上層を群泳します。

成長するにつれ沖の岩礁の根に移動し群れをつくり回遊するようになります。

成魚期

1年でおおよそ25センチメートル程度に成長し、2年で30センチメートルを超えます。最大で50センチメートル以上まで成長します。

30センチを超える大型の個体は、深い場所を好み移動します。

季節による行動パターン

春から夏

水温の上昇に伴い、産卵の為に沖合に移動します。産卵期に水深の深い場所で活動します。この頃は船釣りで釣れる時期です。

沿岸では鉛筆サイズと言われる小型の当歳魚がよく釣れます。

産卵期を終えると沿岸に戻ってきます。港湾や磯などの浅い水域で小魚を追い回して居ることが多く、陸からも釣れるようになります。水温20℃程度でよく釣れると言われます。

水温が下がると沖合の深場に移動します。この頃は比較的動きが鈍り積極的に捕食していないようで、釣りは難しいと言われています。

漁獲の旬と味覚の旬

漁獲の旬は晩春から秋。夏は当歳魚でエンピツサイズが主です。

味覚の旬は産卵前の初春から初夏、産卵後の体力の回復の為荒食いしている秋以降。

古くから「カマスが旨くなるのは初冬の頃から」と言われていますよ。

習性(釣りに役立つ内容を主に)

「ひと群れ千尾」と言われるぐらい、大きな群れをつくり沿岸の浅場を回遊しています。鋭い歯を持つ獰猛な魚でイワシなどの小魚をバリバリ捕食して回ります。

なぜなら、カマスは消化器官が短く、消化も早いので常に空腹状態だそうです。空腹を満たすために絶えず餌を追い求めているからです。

常にお腹が減ってる飢餓状態ってのも難儀な話ですが、おかげで群さえ見つければカマスは釣れる魚だという事ですね!

カマスの適水温は19℃から26℃と言われ、20℃前後の水温でよく釣れます。

陸から良型の個体が狙えるのは産卵期前の初春から初夏、産卵後の秋です。夏場は産卵のため良型の個体は水深のある沖に移動しているので、船での釣りが主体です。

カマスは夜行性なので夜によく釣れますが、活動が活発になる朝夕のマズメ時間は特に狙い目です。

私の体感では、潮が澄んだ晴れた日のほうが釣果は良いです。これは目が良いので遠くで動くものを積極的に追い回しているためだと思います。

光の有る時間や場所ではキラキラ光るものに反応するので、私はメタルジグやワームにブレードをつけることが多いです。

生息場所

沿岸の岩礁帯や港湾部、砂浜など小魚の多い場所で開けた場所。

春の稚鮎が河川に遡上する季節は、河口周辺や湾奥でも見られる。

捕食対象

主にカタクチイワシなどの小魚、春先は稚鮎やハクなども。またエビなどの甲殻類も捕食します。

捕食方法

カマスは受け口の魚で、「自分より上層を意識する」魚です。視力もよく目も大きいのでかなり遠くからでも獲物を見つけ、すっと近づき一気に食らいつき丸ごと飲み込んでしまいます。

釣り方

全般

釣れる時期

一般的には夏から秋にかけてと言われます。産卵前の荒食い期の初春が最も美味しい時期です。次に産卵後の荒食いのために沿岸に戻る秋がよく釣れます。

釣れる場所

アカカマスは小魚や甲殻類を餌として捕食しています。 釣りで狙う場所は「小魚の溜まる場所」です。

港湾部や磯の近く、藻場の点在する砂浜などで小魚の溜まる場所。

春先は河川の河口などの稚鮎やハクの溜まる場所も有望。

よく釣れる時間

カマスは夜行性で日暮れ頃から活発に活動します。

夜は漁港にある常夜灯はカマス釣りの定番ポイントです。常夜灯がなくても小魚が集まる場所があれば、そういった場所もカマスのポイントです。

漁港の角やスロープ周辺など、小魚が集まりそうな場所はすべて狙う価値があります。

海水温の低い時期は河川の河口や温排水が流れこむ排水口のあるような場所も有望な場所となります。

カマス釣りの注意点

カマスの歯は非常に鋭いので、釣り上げて取り込む際はキャッチネットやフィッシュグリップでつかみ、針を外す際はプライヤーなどを使うほうが無難です。

餌釣り

ウキ釣り

アカカマスは主に夜釣りで狙う魚であるため、ウキ釣りをする際は、電気ウキがおすすめです。

アカカマス専用の仕掛けは非常に少ないため、購入する際はタチウオ用の電気ウキ仕掛けを転用します。

使用する餌はサバやイワシの切り身、冷凍キビナゴなどが良いです。

サビキ釣り

アカカマスをサビキ釣りで狙う際は、『フラッシャーサビキ』と呼ばれているアピール力の高いバケ針が付いたサビキを使用します。これにオモリやジグを付けて遠投し、シャクリながらカマスを誘います。

ルアー

アカカマスはメタルジグを筆頭に、プラグ、ジグヘッドなどのさまざまなルアーで狙うことができるためルアー釣りも人気です。

浅場に回遊する小型のアカカマスを狙う際は7フィート台のメバリングロッドで10グラム程度までのルアーに対応しているものがおすすめです。

カマスは目が良いのでマズメ時間や常夜灯の側などではメタルジグにブレードなどを取り付けてキラキラアピールが有効ですよ。

仕掛は歯が鋭いため、4号から6号程度の太めのリーダーを組むほうが良いです。アジングやメバリングでゲストとして掛かったら必ずリーダーをチェックしましょう。鋭い歯でリーダーやワームを傷つけれれている事が多いです。

ジグサビキはジグにもカマスが食いつく可能性があるためオススメ。オモリの代わりに10グラム前後のメタルジグをつけて遠投し、ボトムにつけた後リフト&フォールを繰り返すだけの非常にシンプルな釣り方です。

カマスは活性やその時捕食しているベイトによって当たりパターンがガラリと変わります。ただ巻きがいいのか、バーチカルなアクションがいいのか、アタリが出るまではルアーをこまめにローテーションしてその日のパターンを見つける事が釣果を伸ばすコツです。

食いついてくる水深を探す為にカウントを取り確認しましょう。

取り込む時や針を外す時は、カマスの鋭い歯に気をつけて下さい刺さるとかなり痛いです・・・・

アカカマスの釣りのポイントをまとめると

1、小魚を追い回している

2、群れで回遊している

3、キラキラしたものに反応する事が多い

4、その日のヒットパターンは何を捕食しているかで変わるのでアクションや巻くスピードをこまめに変えてチェックする。

カマスのひったくるようなアタリとハマれば入れ食いの楽しい釣りができると思います。ぜひ皆さんも釣って楽しい食べて楽しいカマス釣りにチャレンジしてみて下さい!!

美味しい食べ方

次に釣れたカマスの美味しい食べ方を紹介します。

アカカマスは白身の上品な味わいの魚です。「秋のカマスは嫁に食わすな」なんて諺があるぐらい秋が旬の魚と言われていますが、春から初春の産卵前の脂の乗った個体が非常に美味しく特におすすめです。

美味しい食べ方

カマスの焼霜造り

皮を付けたまま身をひき、炙りを入れると淡白な身と香ばしい香りの皮が織りなす極上の一品になりますよ!

カマスの塩焼き

定番の塩焼きはふかふかした身の繊細な味わいが絶品です!コツはカマスの重さの4%前後の振り塩をして30分ほど冷蔵庫で保存します。別の方法として3%程度の食塩水に30分浸漬する方法もあります。

フライ

揚げ物は天ぷらも美味しいですが、洋食のフライも良く合いますよ!

白身のカマスは本当に色々な料理に合います!ぜひ釣って食べて堪能してみてください!

まとめ

釣って楽しい!食べて美味しい!アカカマスの魅力 

アカカマスは「ひと群れ千尾」と言われるほど群れで行動し、群れを見つければ爆釣のチャンス!
鋭い歯を持ち、常に空腹な肉食魚で、小魚を追い回すアグレッシブな性格が釣り人を魅了します。

釣りのポイントはコレ!


・ 群れの動きとベイトの存在をチェック!
・キラキラ系のルアーやメタルジグが効果的!
・マズメ時や常夜灯周りが狙い目!
・その日のパターンに合わせたルアーローテーションがカギ!

釣り方も豊富!

ウキ釣り、サビキ釣り、ルアー釣り、どれでも楽しめて、道具の工夫次第で釣果が変わるのが面白い!

食べて美味しいアカカマス!

秋の脂の乗った時期はもちろん、産卵前の春も絶品!
・焼霜造り
・定番の塩焼き
・フライや天ぷら など、白身の上品な味はどんな料理にもピッタリ!

アタリの鋭さ、数釣りの楽しさ、食味の良さ…カマス釣りには“楽しさ”が詰まっています。
ぜひあなたも、この春カマス釣りにチャレンジしてみてください!

いかがでしたか?

このほかにも魚や釣りについて解説している記事もあります!ぜひご覧ください

https://246r.5mhz.site/category/fishing/turi-taisyougyo

次回はキスの徹底解説をおとどけする予定です!!

期待してお待ちください!!

それでは皆様の楽しい釣りライフにお役に立てるよう頑張りますね!!

じゃぁまた!!