【対象漁】マダイの種類と生態【1】釣って楽しい食べても美味しい
皆様こんにちは!!
今日はめでたいのでタイを徹底解説します。
何がお目出度いかって?いやぁ・・まぁ・・真鯛を解説しようと思ったからお目出度い!・・ただの勢いです!!
日本古来から祝の席には欠かせない真鯛の生態を知れば釣りに活かせます!最近は養殖ものも増えて季節感はなくなってきましたが、春の桜鯛は絶品ですよ!
今回も前半は生態や特徴を中心に、後半は釣りに役立つ内容で進めます!
それでは、解説を始めますね。
名称と学名
世界でタイ科の魚は約100種以上もいると言われますが、それらの中で分類学的にマダイと同じタイ科に含まれる近縁の魚は、日本近海ではキダイ、チダイ、クロダイなど、全13種類程です。
タイ科の魚ではないが、〜タイと言われる「あやかり鯛」は約200種程います。

名称: スズキ目タイ科マダイ属マダイ
英名: Red seabream
学名: Pagrus major
別名・季節名
マダイは季節や状態に応じて、以下のように呼ばれることがあります。
チャリコ: 小型のマダイ(幼魚)。
桜鯛: 春の産卵期に脂がのった個体。本来は寒い時期に身が桜色になったものを指します。
紅葉鯛: 秋に呼ばれる名称。
麦わら鯛: 産卵後で味が落ちた状態を表します。
魚島のたい: 地域による呼び名(産卵期のマダイの味が落ちた状態を表す))。
真鯛と人の関わりと歴史
マダイは古代から祝い事や祭事に欠かせない魚です。釣り人におなじみの恵比寿様も鯛を抱えていますね!それだけ日本人とのかかわりも長くて深い魚です。
古代・中世
縄文時代の貝塚から真鯛の骨が見つかっているので、古来から食されている。また、その骨には焼く、煮る等の調理後も確認出来る。縄文時代には生食や焼き魚、煮魚なんて料理があったようです。
平安時代の『延喜式』には、和泉、伊勢、志摩、三河、若狭、丹後、紀伊、讃岐、筑前、肥後から朝廷への貢ぎ物として鯛が記されています。
このうち、鮮魚を奉じたのは和泉だけです。
交通網が整備されていないので、地方からの鯛は腐ってしまうため、加工が施されていました。
鯛の加工品には楚割(すはやり=背開きの塩干)、きたい(=丸干)、干鯛、脯(ほしし=薄く裂いた乾肉)、甘塩(=一夜干)、塩作(=塩干)、春酢(=なれずし)、醤(=塩辛)などがありました。
平安時代のタイに関する料理や保存食って美味しそうですね!私も食べてみたいです!
近代
江戸時代には将軍の食事に供された。また、祝賀行事があると一度に5000尾も発注が入るので、日本橋の魚問屋は竹製の生簀で畜養するなど日ごろから準備していたそうです。
一度に5000尾の発注に対応できる準備を欠かさないなんて、重要な魚で珍重された証拠ですね!
現代
現代でもお祝い事には欠かせない真鯛は漁獲量を維持するために、昭和40年代から種苗生産や放流が行われています。
過去も今も大切なお祝いに欠かせない真鯛を守る為に研究や放流など盛んですおかげで釣りの対象魚が減少しなくて済んでいるのですね!
類似種や名前が似てるが別の魚
タイ科の近縁種

チダイ、クロダイ、キダイ、ヘダイ
種類としては鯛ではなくても鯛と呼ばれる魚がいます。それらの魚は「あやかり鯛」と言われその数200種以上!代表的な所で、
ティラピアはアフリカ原産の淡水魚なのに「イズミダイ」なんて名前で売られていました。
アマダイやキンメダイなどの高級魚もいますね。
その他にも〜ダイって一杯います。いつでもおめでタイや!

分布域
北海道東部・北部、琉球列島を除く日本沿岸全域。東シナ海、南シナ海、朝鮮半島南部、台湾など。
大陸棚が発達した東シナ海、浅海域の瀬戸内海に生息数多い
形状と特徴
食性
肉食でエビやカニの甲殻類、ヨコエビ、アミ類、多毛類、魚類、ヒトデ類、冬場にはフジツボ科蔓脚類やウニ類など多岐にわたります。
地域差が有りますが体色が赤いのはエビの成分と言われているので、エビ類やアミ類、ヨコエビ類は積極的に捕食すると言われています。
外観の特徴
体形:
体はやや側扁し、楕円形に近い形状。鱗は細かく硬い。背びれには鋭い棘があり、側線は明瞭。
口は正面を向き上下顎骨の前縁部に鋭い犬歯、奥が臼歯が並ぶ。

外観の特徴
成魚は金色に輝く赤みがかった体色で、目の後ろに金色の光沢がある。尾びれは三角形。
好物はエビで、体色の赤はエビに含まれるアスタキサンチンという色素によります。養殖鯛の出荷前にエビを食べさせて体色を赤くする事も行なわれていたそうです
成長と寿命
寿命は15~20年。過去の飼育記録では30歳以上!
真鯛は3~4歳位が一番美味いと言われていて、30センチメートル前後の個体です。
30センチメートルまで何年かかる
成長速度: 30cmになるまでに約3~4年かかる。
最大大きさ
全長1m以上、重さ10kg以上に達することもあります。記録サイズは13kg超。
性質と生態
性質: 大型で力強い泳ぎをする魚で、性転換を行う。幼魚はオスが多く、成長するとメスになることがあります。
行動サイクル(稚魚から成魚まで)
季節的な移動を繰り返し、沖合に分布域を広げる。
地域差はあるが生息する水深は約30~100メートル
稚魚: 沿岸の浅瀬でプランクトンを捕食。孵化後約2か月で全長20ミリメートルに成長し、底生生活へ移行します。
幼魚: 徐々に深場へ移動し、ゴカイや小型甲殻類を捕食。摂食行動時間は日中。2歳を超え成魚になるまでは大きな回遊はしない。
成魚: 生物学的最終形はおおよそ25~28センチおおよそ2~3歳、成長は海水温に左右され、15℃を切ると成長は止まるそうです。
生息場所は沿岸から沖合の岩礁域、砂泥底で生活。
繁殖時期と繁殖方法
繁殖時期:
地域と水温によるが一般的には春(3~6月)。鹿児島県で1月下旬ごろから。
繁殖方法
産卵期・産卵場
陸棚上の水深30~50メートル立ち上がりの大きい天然礁、流れの速い場所をこのむ。また岩礁帯の頂上部分。
産卵場へ来遊するのは水温14℃前後が多い。地域差があり、南方の鹿児島近海では1月下旬から、千葉内房近海は5月中旬から7月下旬。
水温がおおよそ20℃を超えると産卵は停止する。
産卵時間
夜間中層以上に浮上して行う 。
産卵数
産卵期間中毎日産卵する多産魚。産卵数は平均2㎏の個体で800万~900万粒と言われています。
漁獲の旬と味覚の旬
漁獲の旬
「桜鯛」春の産卵期に産卵場に集まる頃
「紅葉鯛」秋に荒食い期から水温が下がり深場に落ちる前
味覚の旬
晩冬から初春、婚姻色が出る直前が脂のりが良い
習性(釣りに役立つ内容を主に)
ここからは釣りに役立つ内容です!真鯛攻略に役立てていただけると幸いです!
生息場所
沿岸の岩礁域、砂泥底、養殖場周辺。
マダイは海底から2~3メートルを泳いでいる、浮いてる場合は水深10メートル程度の場所に居る。
初春の頃は産卵期に備え浅場の岩礁帯に移動する。陸っぱりから狙うには1年で最も適していて、大物も狙える時期です。
狙う上で絶対に外せないのが、潮通しのよさ。必ず潮がしっかりと流れる場所を選んでください。具体的な場所で言えば、堤防の先端部分の外向き等と外海に面した場所が該当します。ベイトとなる小魚が回遊してくる場所。

真鯛は磯魚のように思われるかもしれませんが、彼らは“生粋の磯好き”ではありません。純粋な磯場ではなく、砂地に磯が混じる場所や、岩礁地帯に点在する砂地のような場所を好みます。サーフからの投げ釣りでも狙えるほど、実は砂地が好きな魚です。
水深は10メートル以上ある様な場所が良いです。あまり浅い場所は好みません。でも、たまに漁港の足元に居たりするのは御愛嬌。
1日の行動サイクル
活動が活発になるのは朝夕のマズメ時間、私は7月に未明時間にメバリングしててゲストとして釣れました。
適水温:おおよそ15~25℃
捕食対象
ゴカイ、エビ、カニ、小魚。
捕食方法
視軸は網膜の後ろ上部にある為、前方下側の生物をよく見ている。
マダイは警戒心がとても強い魚です。
エサを見つけると海底付近から浮き上がってきて宙層でエサを食べ、また海底に戻るという行動を取ります。
獲物を一瞬で飲み込む。
視覚と嗅覚を利用。
釣り方
全般
落ちていく仕掛けに興味を示す。警戒心が強いので違和感を感じると追跡を止める。
餌釣り
餌: ゴカイ、アオイソメ、オキアミ。
仕掛け: 底釣りや天秤仕掛け。
一つテンヤ
江戸時代から伝わる伝統釣法
円錐形のオモリに軸の長い針がついた『テンヤ』に冷凍エビをエサとして使用した釣り方。
同じ仕掛けで他にメバルやカサゴといった根魚も狙えます。
カゴ釣り
重いコマセカゴを使うい、深いタナでコマセと刺しエサが同調させる。
投げサビキの延長のような釣り方なので、ビギナーにもおすすめ。餌はアミエビではなくオキアミ。
ルアー釣り
船釣でのタイラバが主流
タイラバ
疑似餌を落とし同じスピードで巻く。巻くスピードや鯛ラバの重さ、カラー、竿の調子で釣果が変わります。
アタリがあても即アワセは厳禁。
最近は、陸っぱり用にタイラバ仕掛け「ショアラバ」も販売されていて、陸っぱりから。狙う釣りもあります。
軽い船釣り用のタイラバを流用することもできます。
メタルジグ
激しく飛ばさずに、 フォールを主体とした釣り方。
木の葉型のスロー系ジグ
小粒のタングステン素材のジグ
カラーチェンジや巻き速度に工夫を。
美味しい食べ方
目利き:

- 目が透明で澄んでいるもの。
- 目の上あたりのウロコが青っぽい紫色に輝いているもの
- 体が赤く光沢があり、エラが鮮紅色。
- 下腹と尾びれの部分が太っているのはしっかり脂が乗っています
天然物と養殖物の見分け方
- 目の大きさ天然物の方が大きい
- 体色は日焼けしているので養殖物の方が赤黒く、天然物は色が白〜ピンクと薄い
- ヒレは天然物がピンと張っているが、養殖物は丸い

調理方法:

- 刺身:鮮度が高いマダイはコリコリした食感。
- 塩焼き:香ばしい風味が際立つ。
- 煮付け:砂糖醤油で甘辛く煮る。
- 鯛めし:ダシを活かした炊き込みご飯。
マダイまとめ
マダイは、日本人に愛される代表的な高級魚で、「お祝い事」や「晴れの日」に欠かせません。成長が遅く、味覚の旬は晩冬~初春。釣りでは餌釣りやタイラバが人気で、さまざまな調理方法で楽しめます。生息場所や捕食行動を理解することで、釣果をさらに上げられるでしょう!
いかがでしたか?春に陸っぱりで狙える真鯛を紹介しました!
他にも釣りや魚の解説動画もありますので、チャンネル登録と高評価をよろしくお願いします。
あなたの楽しい釣りライフにお役に立てるよう今後も動画を作っていきます!!
また、次の動画でお会いしましょう!じゃぁまた!!









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