21.9.8_メバリングやアジングのレンジキープの実際

2021年9月8日

経験上というか理論上レンジキープはある程度出来るが、現実的には想定している範囲に近い部分を引いているに過ぎない。そう考えて間違いないと思います。

まずメバリングやアジングでの想定しているレンジ範囲とは精々「表層」「中層」「ボトム」ぐらいで、キャスト後のボトムまでの時間をカウントしその半分のカウントがおおよその中層、そしてキャスト後ほぼカウント無しで引くと表層となります。

例えばボトムまでの10カウントならば5カウント目が中層と言った具合ですね。

しかし、一概にボトムまでのカウントと言ってもフリーフォールとテンションフォールではルアーの軌道が違うのでボトムまでは当然テンションフォールが大きくなります。さらに海では潮の満ち引きによる海面の上下や潮流の抵抗、風によるライン抵抗など様々な要因で同じ水深でも着低までのカウントが変わります。また、仕掛により重さ・浮力・抵抗などが変わるとボトム迄に達するカウントは変わるし。細かく考えるとカウント自体ストップウォッチ等で計っていないので個人の精神状態で狂いが出ます。

ボトムまでのカウントが変わる要因を纏めると

①環境:潮の流や満ち引き、海水比重、風など

②仕掛:錘や浮きの重さや浮力、仕掛の面積や体積など

③釣り方:フリーフォール、テンションフォールなど

④精神状態:アドレナリンどばぁ!、イライラ、賢者タイムなど

②はともかく①と④の要因は刻一刻と変わるので全く同じ事はあり得ません。

また③の要因ですが、ただ巻きの釣りならば慣れで同じ層近辺を引ける可能性がありますが、アクションを加える程、想定レンジから外れる可能性が高まります。何故なら複雑に変化する潮流や風の影響まで加味して見えない海の中の物を微調整なんて無理ですよね?これだけしゃくったから同じレンジ戻るにはこれだけ掛かるって感覚意外何物でもないし実際計測して確認何てやるわけでも無いですよね?

つまり、「着水から何カウント目の辺りをおおよそのひいてる」程度なのです。

それでも同じ釣り場に足しげく通いつめボトムを叩いて回り自分の中に海底図形を作ってしまうとイメージが膨らみます・・・が!そこまで細かくするより大まかにあの辺のボトムはカケアガリだとかこの辺は根掛かりしやすいから要注意、その隣は定期的にヒットするぞ!位で良いかと。

それにアジやメバルが同じ場所に居続ける事は希で大抵餌を探してフヨフヨ泳ぎ回っています。泳ぎ方もジグヘットが到達する範囲のアジは小集団で流の緩い場所は渦を巻くようにグルグルと上がったり下がったりを繰り返していますし、流の在る場所でも上流に頭を向け上下に移動するように泳ぐ事が観察できます。メバルに関しても海面を意識して立ち泳ぎか海草の間等に隠れている場合を除き、概ねウロウロと泳ぎ回って居るようです。

つまり同じ場所に居続ける事が希で、居続ける理由が無くなると去っていきます。

私の体感や友人の釣り人の話を総合しても

「レンジキープは大体こんな感じの場所をこんな感じでルアーが泳いでいる。」

というイメージの世界でしか有りません。それでも闇雲に釣をするより遥かに有利な条件を絞りやすくなるので使う一つの手法と言えます。

それでもそのイメージや精度を上げるため明るいウチにルアーの動きを確認したり、どういう精神状態でも比較的同じようにカウントする技術は磨いて損は有りません。むしろ推奨項目です。釣りは観察と想定とイメージと確認で構成されるので(これはまた別の機会に)現場でイメージしながらレンジを引く努力はその分後で大きな財産となります。

それでも結局レンジキープは案外曖昧なものです。それに囚われ過ぎて釣りが固くなる位なら「こんな感じかな?」程度で気楽に考える方が釣果と精神衛生上有益です。

釣りはマナーを守って楽しくやるのが一番です♪

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