サイトアイコン 246rの趣味の世界(主に釣り?)

【対象漁】メバルの種類と生態【1】釣って楽しい食べても美味しい

はじめに

今回は246rが愛しすぎてやまないメバルの種類と生態についてです。

メバル属の魚は沿岸から大陸斜面の深場まで様々な種類が存在します。日本では5属43種、世界では120種以上存在し多くの種類が冷たい海を好みます。

釣りの対象魚としては、一般的に「メバル」と言われるクロメバル・アカメバル・シロメバルのほかに、「沖メバル」と言われるトゴットメバル・ウスメバル・ウケグチメバル。さらにタケノコメバルやヨロイメバル、クロソイ、アコウダイなども含まれます。

ここでは一般的に「メバル」と言われるクロメバル・アカメバル・シロメバルについて説明します

[分類]

カサゴ目フサカサゴ科メバル属の海水魚。学名は「Sebastes inermis」一般的には「メバル」と呼ばれる。アカメバル・クロメバル・シロメバルがある。

余談ですが学名のSebastesってキリスト教の聖人セバヌティアヌスからきてましてこの人ハリネズミの様に矢で射られたそうです・・・メバルのトゲを矢に見立てたのですね・・・

もう一つ余談で件のセバヌティアヌスって西欧名前セバスチャンの由来です・・・

メバルはセバスチャンだった!!

分類の変遷

古くは「メバル」はアカメバルとクロメバルの種が認められていましたが、1935年に「メバル」は1種類と主張されアカメバルの学名「Sebastes inermis」とされます。

1985年「メバル」は複数の種類に分かれると主張されます。そして1988年にそれまでのアカメバルとクロメバルの他にシロメバルが第3の種として主張されました。

2008年に1935年以来同じ種とされていた「メバル」はDNA解析の結果3種に分かれると発表されます。

現在(2023年5月現在)「メバル」は元のアカメバルの学名Sebastes inermisを踏襲し、シロメバル・クロメバルはその近縁の異種であるとされています。

[外観・特徴]

「メバル」は眼張と漢字で書くだけあって大きくクリっとした目が特徴です。体形は鯛のように平べったく扁平しています。口は受け口で大きく背びれなどにとげを持っています。アカメバル・クロメバル・シロメバルの外観での違いは胸鰭の軟条の数が違います。

[生息範囲]

「メバル」は、北海道南部から九州までの各地の沿岸域に分布している。南限は九州南部だが太平洋側は大分県南部蒲江付近までで宮崎県には生息せず、日本海側では鹿児島県北部長島付近までとされる。

比較的冷たい海水域を好み適水温は概ね12℃~16℃

[生態]

夜行性が強く日中は岩礁や藻場などに身を潜めていることが多い。夜間に活発に餌を追うが光量の低い曇りや海水の濁りの多い日は日中でも活発に動きます。

食性は肉食で甲殻類や多毛類、アミ類などを好む他小魚なども捕食します。

遊泳力はあまり強くないので一定の水深で上を向きホバリングするように停滞しながら餌となる小魚などが来ることを待つことが多いです。

月明かりや外灯の明かりが有る場合付近の影部などに潜み餌となる小魚や甲殻類が近づくのを待つことが多いです。

卵胎生でメスの体内で受精し交尾の後1か月程で母親の輸卵管のなかでふ化した5mm程度の仔魚(しぎょ)を産みます。全長15cmほどのメスでは3万尾程度、大型のメスになると10万尾近くの仔魚を産むそうです。

稚魚はある程度成長するまで沿岸部の海藻の間などで群れで生活し成長に合わせ群れが小さくなり、成魚となると種類によっては単独で行動するようになります。

また、メバルは成長するにつれオスがメスへ性転換します。

余談ですが、オスのメバルはメスの顔にオシッコをかけて求愛アピールするそうです!!

周年での活動

海水温の高い夏場から秋にかけては水温の低い深場に移動する。適水温はおおよそ12℃~16℃で水温の下がる冬に沿岸部に移動し交尾し産卵する。

・11月~1月頃水温が下がると沿岸部に移動、求愛し交尾をします。
・12月~2月頃に産卵します。産卵後のアウタースポーニング期は食いが渋く積極的には動かないです。
・3~4月頃から体力を回復させるために荒食いが始まり活動最盛期を迎えます。
・6~7月の梅雨明け頃海水温が上がると深場へ戻ります。

[成長速度]

メバルの寿命は10年程で最大40cm程度まで成長します。生まれて1年程度で7~9cm程度に育ちますが20cm程度に育つまで概ね5~6年程掛かります。30cmを超えるのに10年以上かかる成長速度の遅い魚です。
また成長速度には地域性や個体差もあります。

1年:7~9cm
3年:12~15cm
5年:18~20cm
8年:23~26cm
10年:28~30cm

[メバルの種類毎の違い]

アカメバル(A型)

標準和名:赤眼張・赤鮴 学名:Sebastes inermis Cuvier et Valenciennes,1829

釣りでの俗称:赤(メバル)、金(メバル)など

胸鰭の軟条の数:アカメバル(A型)15本

体色・外観:赤茶、金茶っぽい色胸鰭とと腹びれが黄色く3本の縦じまは不明瞭

生息域:外海の岩礁域に生息し警戒心は3種の中で最も強いと言われます。

クロメバル(B型)

標準和名:黒眼張・黒鮴 学名:Sebastes ventricosus Temminck et Schlegel,1843

釣での俗称:黒(メバル)、ブルーバックなど

胸鰭の軟条の数:クロメバル(B型)が16本

体色・外観:黒茶っぽい色で背中に青緑っぽい色が見える個体がいる3本の縦じまは不明瞭

生息域:メバルの中では活動範囲が広く、潮通しのよい外湾沿岸での回遊性が強く群れで移動することが多い

シロメバル(C型)

標準和名:白眼張・白鮴 学名:Sebastes cheni Barsukov,1988

釣りでの俗称:白(メバル)、青(メバル)、青地など

胸鰭の軟条の数:シロメバル(C型)が17本

体色・外観:白茶、青っぽい色で3本の縦じまが明瞭に見える

生息域:内湾の静かな場所に生息することが多い

アカメバル、クロメバル、シロメバルと分かれていますが、特定の条件下での交雑も起こりそれぞれの特徴を持つ個体も散見されます。

[釣り方]

餌釣り

ノベ竿を使ったフカセ釣り、磯竿を使ったウキ釣り

ルアー

メバリングロッドを使ったソフトルアーでのジグ単や、プラグなどのハードルアーでの釣り。
毛針でのフライフィッシングなどがあります

[料理]

メバルは比較的淡白で上品な味の白身魚なので煮つけ、塩焼き、刺身を始め唐揚げや天ぷら、酒蒸しと何をしても美味しいです!洋風の料理としてアクアパッツァやカルパッチョなどもよく合います。

モバイルバージョンを終了